Sifter reference / 置換タグ
書式
{変数名[{+|-|*|/|%}数値][,[小数点以下の桁数]][:オプション]}
置換タグは「{」と「}」で変数名
を囲んだものです。
変数名
は、アルファベットまたは「_」(アンダースコア)で始まり、アルファベット、数字および「_」で構成される任意の文字列です。アルファベットの大文字と小文字は区別されます。
{value}
{_foo_bar_01}
{_Foo_Bar_01} // _foo_bar_01とは区別されます。
{invalid value} // スペースが入っているため置換タグとして扱われません。
変数名
に続けて、「+
」「-
」「*
」「/
」「%
」のいずれかと数値
が指定されている場合、変数の値に対して四則演算と剰余算を行うことができます。
また、置換タグの末尾に「,
」(カンマ)がある場合、変数の値は数値として扱われ整数部に3桁ごとに「,」が挿入されます。
「,
」に続けて小数点以下の桁数
を指定すると、指定された桁数で四捨五入されます。
例
変数の設定:
テンプレート:
{value}
{value,}
{value+234.56}
{value+234.56,1}
実行結果:
1000
1,000
1234.56
1,234.6
オプション (バージョン1.1.5以降)
バージョン1.1.5以降では、「:
」に続けてオプションを指定できます。
(バージョン1.1.1〜1.1.4では、「/
」に続けてb
オプションのみ使用できます)
オプションには、以下の記号を組み合わせて指定できます。
オプション | 機能 |
---|---|
b |
変数の値に含まれる改行文字を<br />に変換します。 |
q |
変数の値に含まれるクオーテーション(「'」「"」)、バックスラッシュ(「\」)、改行文字を「\」をつけてエスケープします。 |
オプションの例
変数の設定:
// PHP
$template->set_var('b_example', "line1\nline2");
$template->set_var('q_example', "'single quotes'\n\"double quotes\"");
テンプレート:
{b_example}
{b_example:b}
{q_example}
{q_example:q}
実行結果:
line1
line2
line1<br />
line2
'single quotes'
"double quotes"
\'single quotes\'\n\"double quotes\"